発熱外来
当院では、風邪症状や発熱のある方を対象とした「発熱外来」を行っています。
発熱は体の大切なサインです。
特に小さなお子さまの場合、重症化リスクのある感染症を早期に見極めることが大切です。
当院では小児科を中心に、内科も含めた総合的な診療を行っており、乳幼児からご高齢の方まで幅広く対応可能です。

発熱外来の受診方法
発熱のある方は、必ず来院前にお電話(052-852-2580)またはWEB予約をお願いします。
他の患者様との接触を避けるため、専用の診察室を設けています。
来院時のお願い
- 不織布マスクの着用(お子さまも可能な限り)
- 付き添いの方の体調確認・最少人数でのご来院
- 受付時の体温測定・問診票の記入へのご協力
当院の発熱外来について
発熱外来とは?
発熱外来では、発熱や咳・のどの痛みなど、感染症が疑われる症状を、迅速に診断・対応します。
特に小児の患者様に多い症状にも丁寧に対応し、病状の見極めと必要な検査を速やかに実施します。
発熱外来の対象となる主な症状
- 38℃以上の高熱や微熱が続く
- 咳、鼻水、のどの痛み
- 頭痛、倦怠感、関節の痛み
- 嘔吐・下痢・食欲不振 など
診断可能な感染症
まきファミリークリニックでは、以下のような各種ウイルス・細菌に対応した検査を実施しています。
各検査は迅速検査キットや外部検査機関を使い分け、診察の上、必要と判断された場合に実施します。
検査・対応可能な主な感染症
- 新型コロナウイルス(COVID-19)
- インフルエンザウイルス(A型・B型)
- RSウイルス(発熱や咳、鼻水。乳幼児に多い)
- ヒトメタニューモウイルス(発熱や咳、鼻水。春先に流行)
- アデノウイルス(プール熱・咽頭結膜熱など)
- 溶連菌感染症(咽頭炎や発熱)
- マイコプラズマ肺炎(長引く咳・発熱)
検査方法と診断の流れ

STEP01診察
医師の診察により、症状や経過、周囲の感染状況などを確認します。

STEP02検査
必要に応じて、以下の検査を組み合わせて実施します。
- 抗原検査(結果が早い:15~30分程度)
- 採血(CRP・白血球数など)による炎症評価
- 胸部レントゲン(肺炎や気管支炎が疑われる場合)
「ただの風邪かと思ったら、実は他の感染症だった」というケースも多いため、きちんと検査を行います。

STEP03処方・処置
検査結果や患者さんの状態に応じて、おくすりの処方・処置を行います。
- 内服治療(解熱剤、咳止め、吐き気止めなど症状に合わせて)
- ウイルスに対する治療薬 (新型コロナの場合はラゲブリオ、ゾコーバ、インフルエンザの場合はタミフルやイナビルなど)の処方
- 点滴治療(嘔吐や下痢による脱水症状に応じて)